今回のご紹介は、オーストリッチハンドバッグの内張り張り替え修理になります。内張り素材がビニール系のものですので、経年劣化によりベタベタになっていました。メインのポケットの他、両サイド二か所の計三か所全て張り替えさせていただきました。

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バッグの内張りがベタベタと飴のようになって困ったことはありませんか?内張りの経年劣化は名の知れたブランドでも同じように起きる現象です。他にもボロボロと粉のようになって剥がれてしまうような現象もよく目にする状態です。これは加水分解によるもので、特に日本のような高温多湿な気候ではよく見られます。普段使わずに大切にしまっておいたにも関わらずそのような現象になってしまうこともあるので自然現象とはいえ困ったものです。

こうなった場合張り替え修理になるのですが、張り替え素材を同じビニール系合成皮革で張り替えたのでは、また年月が経てば同じようにベタベタボロボロになってしまいます。そこで当店ではさらさらで頑丈な布生地のシャンタン生地にて張り替え施工させていただいております。こちらの素材に張り替えることで、当然ながら加水分解をおこすことはありません。

気になる革製品がありましたら、出来るだけ早くご相談ください。

お問合せはお電話、ご来店、メール、革研究所大垣店ラインオフィシャルアカウント(ラインID:@ydo5160c)でお気軽に!またソファーは難しいですがバッグ、財布、靴、ジャケットなど、ご遠方の方も宅配便にてご対応しております(当店ではヤマト運輸と契約しております)。お気軽にどうぞ!