合成皮革からシャンタン生地へ
こんばんは。革研究所大垣店の福元です。今回ご紹介するのはオーストリッチバッグの内張り張り替えです。昔使われていたものを久しぶりに出したら、内張りに合成皮革が使われていたため経年劣化で飴のようにベタベタになっていて使い物にならないので張り替えてほしいとのご依頼でした。今ではあまり使われていない合成皮革ですが、少し前のものでは今回のようになってしまう場合が少なからずあります。バッグというのは、比較的物を出し入れしますし、同じ合成皮革で張り替えてもまた数年(早ければ3年程度)で同じ症状になる可能性があります。そこで、擦れることを想定して合成皮革や革でなく、シャンタン生地にて張り替えさせていただきました。
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他店で何回も断られて当店へ
いかがでしょうか?今回のご依頼品のようにバッグの中が口金(ガマ財布のようになっている)になっているバッグの内張り張り替えを施工するところは少なく、今回のご依頼主様も4軒まわり断られ、5軒目で当店にこられたそうです。お引き取りさせていただき、とても喜んでおられてお力になれて本当によかったです。
他店で断られたものでもぜひ一度お気軽に当店にご相談ください。