ボロボロ、ベタベタになった内張りは生地に張替えを!
昔購入したバッグを長い間保管していて、いざ思い出して使おうと取り出してみたら内側がボロボロになっていた。なんてご経験はありませんか?ブランドバッグでもノーブランドでもバッグ表側と内側の両方とも本革の総本革張りと、外側は本革でも内側は合成皮革という場合があります。代表的なブランドバッグでも後者が多いです。
先に申しましたように、合成皮革は長く時間が経つと経年劣化でポロポロと剥がれてきたり、ベタベタと手にまとわりついたりしてきます。これは「加水分解」によるもので、高温多湿な日本特有な気候によるところが大きいと思います。海外製のバッグなど本国と違う気候のため「加水分解」は起きやすいです。当店にお持込いただくケースも海外製のグッチ、シャネル、ルイヴィトン等がほとんどです。
このような状態になったバッグを張り替え修理する時に、また同じように合成皮革で張り替えてはいずれ時間が経てば同じ症状に悩まされることになります。当店ではそれを防ぐため、張り替え素材を合成皮革でではなく「シャンタン生地」にて張り替えさせていただいております。ツルツルな触り心地にとても頑丈な素材ですので、一度張り替えてしまえば経年劣化でボロボロになることはありません。また「加水分解」が起きる心配もございません。
今回のご依頼品はベージュカラーになりますが、カラーは元の色にできるだけ近い色で施工させていただきます。なんといっても一度施工してしまえば、今後経年劣化でベタベタにならないのがいいですね!せっかくのバッグが使えないのは非常にもったいない!です。使えるものは直して使いましょう。気になる革製品は当店までお気軽にご相談ください。
お問合せはお電話、ご来店、メール、ライン@でお気軽に!またソファーは難しいですがバッグ、財布、靴、ジャケットなど、ご遠方の方も宅配便にてご対応しております(当店ではヤマト運輸と契約しております)。お気軽にどうぞ!